上越市は日本のスキー発祥の地 日本スキー発祥記念館に行ってきました。
上越妙高には冬のスキー 夏の妙高火打山。登山にバイクツーリングとよく行きます。上越高田を通るときに上越が日本スキー発祥の地で日本スキー発祥の記念館があることは、看板で知っていましたがなかなか行くことはありませんでした。さっと通り過ぎてしまうのが常だったのですが、8月の週末に上越市に遊びに行った際によってきました。
日本のスキーは明治時代に上越からスタートしました。
日本のスキーは明治時代にオーストリアから日本に来たレルヒさんが広めたトトのことです。レルヒさん テオドール・エドラー・フォン・レルヒ少佐は当初日清日露の戦争で勝利した日本の軍事力を学ぶべく日本にやってこられたとのことでした。逆に日本は当時八甲田山の冬山でたくさんの軍人を亡くすという事故があり、レルヒさんにスキーの技術を教えてほしいとお願いした。それが日本スキーの始まりだそうです。この記念館はレルヒさんが上越市でスキーの指導を始めてから80年の記念に建設され平成4年4月にオープンしたとのことです。
日本スキー発祥記念館
新潟県上越市大貫2丁目18番37号
営業時間は9:00から16:30 冬季は時間短縮して営業
年末年始と月曜日が休館日で料金は一般で460円でした。

日本スキー発祥記念館です。
スキー発祥記念館はスキーの歴史が詳しく展示されていました。
スキーが最初に日本に入ってきたのは明治時代。当時から女性もスキーをしていた写真が展示されていました。ハイカラさんがスキーをしている感じです。スキーは木製で金具は今のようなビンディングではなくベルトでブーツを留める感じです。スノーボードのビンディングに似た感じでしょうか?スキーが発展していく中でスキー道具の製造する会社は当時上越にいくつもあったそうですが、現在はなくなってしまったそうです。隣の長野県にオガサカスキーとスワロースキーが残っています。カザマスキーも今はなくなってしまっています。カザマは自分がスキーを始めた30年以上前は履いている人がいたので残念に思いました。

レルヒさんがお出迎えです。
1時間弱で一通り見て回ることができます。
金谷山公園
日本スキー発祥記念館は金谷山公園の中にあります。小高い丘にはレルヒ少佐の銅像があり、上越市内が一望できます。ボブスレー場とスキー場があります。冬はファミリー向けに上越市内から近く楽しめそうです。スキー・スノーボードの指導者を目指す人などには勉強になる施設だと思います。

レルヒさんの銅像です。上越の街を一望できる丘の上にあります。

上越の街です。

金谷公園は広く公園内にスキー発祥記念館があります。