パチンコで勝てそうな気がする本でした。

読書
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色川武大氏のうらおもて人生録をよんで、ギャンブルに勝てそうな錯覚をしてしまいました。

伊集院静氏のエッセイを読んで、その中で色川先生の本が紹介されていました。早速アマゾンで検索しました。

伊集院先生が紹介していたの違う本でしたがこの本も面白そうに思ったので一緒に購入しました。

色川先生は「麻雀放浪記」の作者 阿佐田哲也氏です。高校生時代、昼はパチンコ夜は麻雀とハマっていた自分にとっては阿佐田哲也先生は尊敬する人でした。高品格や鹿賀丈史のまねして打っていたりしていたものでした。

その浅田先生が色川武大の名前で小説を書いていたとは知りませんでした。本当は色川武大が本名で阿佐田哲也がペンネームでした。

 

運気は五分五分でいくらついてるときがあっても結局は、五分五分に落ち着くという話。

全部勝とうとする必要はない。逆にそれは無理である。9勝6敗もしくは8勝7敗で十分である。ボロ勝ちしたら必ず逆もある。

ギャンブルの話を例にして人生について色川先生の、バクチの世界で得たものをエッセイとして書いてくれています。

パチンコは高校時代に覚えてから40後半までずっとしていました。たまに勝つときはあってもほとんどの月で負け越しでした。

パチンコにハマっているときは、仕事のときでもパチンコのことを考えています。大事な時間をパチンコで潰して、その時間でいろんなことを経験できる道具の一つであるお金を捨てていました。

そんな自分ですが、タバコを辞めてから不思議とパチンコも行かなくなりました。パチンコ屋の前を通っても何も思わなくなっていました。

そんな自分でしたがこの本を読んで、非常にパチンコに行きたくなりました。パチンコで買っている自分の姿が頭の中に浮かんできました。

もう少しで行ってしまうところでした。行こうと思ったのですが、最初の一歩が出ませんでした。

 

でも本を読んで心がおどるのはあまりありません。

ギャンブル好きの人は読まないほうがいいかもしれません。でもギャンブルを嫌いな人は読んでも面白くないかもしれません。

ギャンブルが好きだがしっかり自分をコントロールできる人が読んでください。

面白い本でした。

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