10月の3連休初日 沢渡の駐車場に駐めるだけでどうなることかと心配しました。
10月の3連休初日 午前4時沢渡駐車場に到着しましたが、駐車場に並ぶ車列のすごいこと。沢渡の足湯の駐車場を通り越して他の駐車場に駐めようとしましたがどこもすでに満車状態。誰か出るのをまとうと並んでいましたがこの時間に帰る人などいるわけもなく、沢渡の駐車場へ戻り並んでいましたが、上高地へ向かうタクシーの運転手さんが窓を開けて、「ここに並んでてもこの時間に帰る人などいないから無理」と言われ諦めようとUターンして出ようとしたとき、つつき駐車場を臨時で開けてくれて、そこに駐めることができました。このときすでに午前6時。涸沢まで行くギリギリの時間でした。


上高地行きバスに並ぶ人です。このときもう30分以上並んでいました。
つつき駐車場から沢渡バスターミナルまで歩いていきましたが、そこでもまた渋滞です。バスの券を購入するのに渋滞、バスに乗るのに行列とすごい人で結局上高地のバスターミナルについたのは8時前でした。この時期に上高地に登山で入るのであればせめて前の日に駐車場まで入って仮眠してバスに乗るくらいでないとだめということを思い知らされました。
上高地から横尾までの遊歩道は気持ちの良いウォーミングアップになりました。
上高地から横尾までの約11kmの道は、早朝に目的の山を目指して歩いているときは気持ちのいいもんです。この日も天気もよく気持ちの良いウォーミングアップでした。上高地はかっぱ橋から明神を経て徳沢まで2時間かからずに到着しました。徳沢でトイレをしようと思っていたのですが今まであったトイレは解体されいて新しいトイレが建設中でした。仮設トイレが設置されていて仮設トイレにお世話になりました。


かっぱ橋から奥穂の景色です。
横尾から吊橋を通り涸沢方面に歩いていきます。涸沢手前で想像もしていなかった氷に降られてしまいました。
横尾から涸沢までは登山道ですが途中の水場の吊橋までは比較的歩きやすい道です。ここまでは約一時間で到着です。朝からすごい人でしたが進むに連れ人は減ってくるとは言えそれでも沢山の人がいて休憩する場所もないほどでした。水場でしばしの休憩です。ここからが本格的な登山と言ってもいいと思います。ここまでの道のりは長いですけど、歩きやすく比較的フラットな道のりでしたがここからは上りの登山道です。テント泊のザックが重たく感じます。登山道は整備されています。約2時間の本格的道のりです。歩き続けると涸沢ヒュッテの旗が見えてきました。もう少しですがもう少しが長いです。(どっちやねん!)するとザーっと音がしたかと思うと雨が降ってきました。雨かと思うと雹でした。慌ててカッパを着ましたが涸沢ヒュッテについた頃にはかなり濡れてしまいました。
紅葉の涸沢カールでテント泊しました。
涸沢カールは3連休の初日とあってすごいテントの数です。テントを貼るところを探し回ってやっとテントを張りましたが、下が悪い場所でマットをひいても石が痛かったのですが仕方がないので我慢しました。テントを張ってから受付けに行きましたが結構な人が並んでいてしかも雨が降っていいたのでまた濡れてしまいました。傘をみってくればよかったです。

夜になると雨はやんで星空がキレイでした。テント場もテントのランタンの明かりできれいでした。空もテント場も夜景がキレイでした。気温も低くなってきたようでとても寒かったです。マイナス5度が快適温度のナンガの寝袋にダウンを着てなんとかしのげました。紅葉には少し早いようでしたがそれでもところどころ色づきはじめている涸沢でした。