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今村翔吾氏の「幸村を討て」を購読しました。

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異なる目的を持って集まった人間のチームリーダーが読むべき本でした。

塞王の楯で直木賞を受賞された、今村翔吾氏の著書として本屋にで~んと

並んでいたので思わず買ってしまいました。大阪夏の陣冬の陣で豊臣方と徳川方とが戦い

真田氏も真田家存続のため兄弟がそれぞれに別れて戦った。

そして豊臣方についた真田幸村が奮闘し徳川家康の首をとる一歩手前まで行ったという話で

これはもう有名なはなしですが、皆が打倒徳川のために一致団結して戦ったのかと言うと

そうではなくて、一人ひとりにはそれぞれ、自分の為という理由があって豊臣または徳川についている。

違う理由で集まった連中をどうまとめてチームの目的に向かうかということを考える本でした。

歴史から学べるポイント

大阪夏の陣で豊臣方についた武将たちの思いはそれぞれです。

真田家は、真田家存続のために兄昌幸と弟幸村が別れて戦います。

後藤又兵衛は、自分が武士として名誉ある死を求めて参戦しています。

徳川方に対する恨みを晴らすために参戦するものも入れば、この戦いで武功を上げて出世したいと

思うものもいます。出世したいもの中には、豊臣が勝つと思って豊臣方についたものもいれば、

徳川が勝つと思いながら豊臣に参加しているものもいます。

打倒徳川のために一致団結して戦い、不利な状況で奮戦したように思いがちです。

当然豊臣家のために参戦したものも多くいたと思いますが

実は一人ひとりが自分の都合で参戦していたと思います。

打倒徳川という目的は一緒でもそこに至る理由が人それぞれということです。

高校野球など一致団結の象徴ですが、甲子園出場という目的は一緒でも

プロ野球選手になるためという目的の選手もいれば、別の理由で戦っている選手もいるということを

考えさせられました。

ビジネスの場で活かすこと。

ビジネスでチームリーダとなったときの目的は、チーム目標の達成がリーダーの目標になります。

チームスタッフは、それぞれ私生活もあり仕事に対する考え方、目的も違います。

生活のために働いていいる人で評価され出世したいと思っている人。

出世を諦め、会社にしがみついてる人。

元上司で今は降格で部下になっている人。

色んな人がいて、その人達をうまく使ってチーム目標の達成のために使わなくてはなりません。

人はそれぞれ、いろんな背景や思惑を持って、今この場にいるんだということ知って対処することで

違う対応ができるのではと思います。そんなことを考えた本でした。

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