滋賀県民の捨てゼリフ? これが実行されると滋賀県は大きな湖になってしまう!
滋賀県民は昔から京の都との結び付きが強く、地理的にも関係が深かった。戦国時代には織田信長が安土城を築き京へ上る足がかりとした。滋賀には信長の安土城・秀吉の長浜城・明智光秀の高島城・石田三成の佐和山城がある。現在でも京滋地区と言われるくらい商売的にも密接に関係している。
しかし滋賀県民は滋賀はんという言葉があるくらい、京都府民から低い存在として見られている。自分も小学5年までは京都で暮らし、5年生のときに滋賀県に越してきて高校を卒業するまで滋賀県で暮らした。その間滋賀県民としてくらしてきた。今でも出身はと聞かれると、滋賀県ですと答えている。そんな我々が当時京都大阪の人間に対して、負け惜しみとも思われるセルフをよく言っていた。
「琵琶湖の水をとめてやる!」
滋賀県民は昔から京都に憧れを持って、かくいう自分も学生時代よく京都に遊びに行っていた。そんなとき京都の人間と話をすると、下に見られているような気分になったこともあるのは事実である。そんなとき帰りの電車で「琵琶湖の水を止めてやる」と言ったものである。滋賀県で飲みに行っても周りの人がよく「そんなことを京都の人間が言うんやったら琵琶湖の水を止めてやったらええねん」という周りの人間もいたものである。
しかし実際にそんなことをしたら大変である。琵琶湖は近畿の水瓶とも言われている日本最大の湖である。琵琶湖の水は瀬田川から京都大阪に流れ淀川となり、京都大阪の水になっている。滋賀県の川は瀬田川を除きすべて琵琶湖に流れ込んでいる。それが瀬田川から大阪湾に京都大阪を通って流れているのである。そんな水を止めてしまえば滋賀県が
水没してしまう!!
のである。自分の故郷がなくなってしまうのである。
滋賀に住んでいる母親が溺れてしまうのである。
滋賀県は盆地である。盆地が全て吸い水没すればどんな形の湖になるのか?琵琶からギターにでもなるのか?そうなればギター湖である。
そんなことできるわけ無いやんけ と思いながら自分も京都の人間にからかわれたことを思い出しもっと現実的な仕返しを思いついた。
瀬田川でおしっこしてやる。これは名案であり京都の人間には防ぎようのない、仕返しである。早速友人と瀬田の唐橋まで行き橋の上から立ちションをした。ささやかな仕返しである。そんなことを思い出していたら
なんとケンミンショーで、滋賀県の奇跡と言われる美人タレント高橋ユウが「琵琶湖の水を止めてやる」と滋賀県民の捨て台詞を紹介していた。いまもこのセリフは受け継がれていたのである。
このセリフは特に琵琶湖の南 湖南に住んでいる人がよく言うと思う。
本当によく言う。ケンミンショーに紹介するネタの少ない滋賀県でのねたになると思うくらいである。滋賀県の大学の先生が「江戸時代にはすでに言われていたと当時の文献に載っています。」といっても驚かないくらいである。
そんな滋賀県民熱愛?の捨てセリフ「琵琶湖の水を止めてやる!」これなら県民納得である。
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